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Drum Speed

ドラムスピードについて考えてみよう

はじめに みなさん、こんにちは。 突然ですが、「ドラムスピード」って聞いたことありますか? ドラムスピードは焙煎機のドラムの回転速度のことなのですが、回転速度まで制御できる焙煎機が日本ではあまり一般的ではないので、大きく取り上げられることはないかもしれません。 かくいう小職が扱っている焙煎機(フジローヤル直火式5KG)も回転数を制御することはできません。 しかし、最近の海外製の焙煎機ではこのドラムスピードを制御する機能を搭載したものが出てきています。 例えば、最近では日本でもよく見かけるようになってきたGiesen(ギーセン)の焙煎機はドラムスピードをコントロールすることができます。 もっと身近でもドラムスピードの理解が役立つ場面があります。 そうです、手廻し焙煎機です。 もし、ドラムスピードが焙煎にどのような影響を与えるかがわかれば、手廻し焙煎家の皆さまにもきっと役立つと思います。 ということで(少し強引ですが…)、今回はこのドラムスピードについて海外の記事を参照してみたいと思います。 紹介する記事は、The Perfect Daily Grindから”Understanding Roaster Drum Speed & Its Affect on Your Coffee“です。 本編 それでは早速読んでみましょう。 Coffee roasting includes adjusting many variables to create your perfect roast profile. By changing factors including temperature, length of roast, and airflow, you can highlight sweetness, emphasize acidity, or create a well-balanced roast. But how does drum speed impact your results? コーヒーの焙煎には、理想のローストプロファイルを創出するためのとてもたくさんのパラメータが存在する。温度や焙煎時間、エアフローなどの要素を操作することで、甘さを引き出したり、酸味を強調したり、バランスの良い焙煎を実現したりできるのだ。では、ドラムスピードは焙煎の結果にどのように影響するのだろうか。 By adjusting drum speed, you can affect the amount of time that coffee beans are exposed to direct heat. Read on to learn more. ドラムスピードを操作することで、コーヒー豆が直接熱に晒される時間をコントロールすることになる。詳しくみていこう。 What Is Drum Speed?  ドラムスピードとは? Drum speed …

焙煎中の水分量の変化を観察してみよう!

焙煎中の水分量の変化を観察してみよう!

はじめに みなさん、こんにちは。 ニュークロップの生豆の水分含量は10〜12パーセントである 焙煎によって加熱されることで水分の蒸発と揮発性物質が失われる このため焙煎後にはコーヒー豆の重量は10〜20パーセント減少する 焙煎豆の水分含量は重量比にして数パーセントである この辺りはだいたい共通している認識かと思います。 ここからが見解が分かれるところですが、では水分はいつからいつまで、あるいは豆温度が何度から何度まで蒸発し失われていくのでしょうか? ある筋によれば、豆の色が薄い緑から白く変色するまでを「水抜き」と呼んでいます。 またある情報によれば、豆温度がおよそ130度あたりから豆の内部から蒸発が始まる、と述べています。 今回読んでいく記事は、この水の動態を科学的に観察していこう、という意欲的な内容となっています。 ご紹介する記事は”Roast Magazine”の”Issue January | February 2019″ に掲載された”BAKED BEANS Observations on Water Content During Coffee Roasting“です。 この記事は一般に公開されており、PDFファイルでダウンロードもできるようになっています。 コーヒー豆に含まれる水分は一体どのように失われていくのか、早速読んでみたいと思います。 本文 (文中に出てくるグラフなどは掲載元に載っていますので合わせてご覧ください。) HOW DO WE KNOW when coffee has finished roasting? One might think coffee is considered roasted when the final target temperature is reached. If a final temperature of 205 degrees C (400 degrees F) is specified as an endpoint, and the coffee reaches this temperature, it’s roasted, right? In his book The Coffee Roasters Companion, author Scott Rao argues that this is not necessarily true. 珈琲の焙煎が終わったことをどのように知るのか?ある人は目標の最終温度に達した時だと考えるかもしれない。もし205度を最終的な温度だとしてコーヒーがこの温度に達すれば焙煎が完了したということでしょう。”The Coffee Roasters Companion”の筆者であるScott Raoは著書の中で、これは必ずしも正しくないと主張する。 …

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