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ペーパードリップしたコーヒーが 2型糖尿病リスクを軽減する

ペーパードリップしたコーヒーが2型糖尿病リスクを軽減する

はじめに 今回はコーヒーと健康についての話題を紹介します。 数年前、一日にコーヒーを2、3杯飲む人は病死のリスクが軽減するというニュースが話題になったのは記憶に新しいところです。 他にも、書籍やネットでもパーキンソン病や心臓病などとの関連も実しやかに囁かれていたりもします。 直接コーヒーがこれらの疾患に効果があるのか、それともこうした生活習慣の人に共通することがあるのかは定かではありませんが、いずれにせよコーヒーを常飲する人間にすれば明るい話題であることに間違いありません。 今回ご紹介するのは、Daily Coffee NewsよりFiltered Coffee Can Reduce Type 2 Diabetes Risk, Research Showsという記事です。 訳すと掲題の通り「ペーパードリップしたコーヒーが2型糖尿病リスクを軽減する」という研究結果を紹介する内容です。 それでは早速内容を見ていきたいと思います。 本編 Researchers in Sweden have affirmed conclusions drawn from previous studies showing that coffee consumption can help reduce the risk of people developing type 2 diabetes. The new study, however, makes a fine distinction for your grinds: drink filtered coffee. スウェーデンの研究者たちは、コーヒーを摂取することが2型糖尿病になるリスクを軽減することを示した以前からの研究から導き出される結論を確認した。新しい研究ではさらに踏み込んだ結果が得られた。それはフィルターでドリップされたコーヒーを飲むこと、である。 For the purposes of their study, the research team at Chalmers University of Technology in Sweden identify filtered coffee as being filtered with some sort of absorbent material — such as paper filters commonly used in drip coffee machines or pourover baskets — as …

コーヒーと温度の関係

コーヒーと温度の関係

はじめに 今回ご紹介するのは、The Perfect Daily Grindより、”How Temperature Can Impact Your Experience of Coffee“という記事です。 コーヒーを飲んでいると、冷めるにつれて味わいが変わっていくことに気づくことがあります。 具体的には熱い時には、苦味や香ばしさを感じていたのに、冷めるにつれて酸味や甘味、クリーンさを感じる、といった具合です。 カッピングでも、各項目には評価する温度帯、つまり評価する順番が推奨されています。 SCAのカッピングプロトコルでは今回の内容とは矛盾するところもありますが、温度帯で感じ方が変わる、という点では一致しています。 前半部分は、焙煎と抽出についての一般論ですので、本題が読みたい場合は後半部分を読んでみてください。 それでは早速本編です。 本編 Have you ever been enjoying a hot cup of coffee, but noticed that once it starts to cool, the flavours and aromas seem to change?  ホットコーヒーを飲んでいて、カップが冷めるうちにフレーバーやアロマが変わっていくように感じたことはあるだろうか? When this happens, you’ll probably start to pick up on nuanced and delicate flavour notes and aromas that you wouldn’t have been able to detect beforehand. You may find that your coffee now has a pronounced sweetness, fruitiness, or floral taste to it. このことが起こると、直前までは感じていなかったようなフレーバーやアロマの微妙なニュアンスや繊細さを感じ始めるだろう。甘さやフルーティさ、フローラルな風味を発していることに気づくのだ。 This change in flavour takes place thanks to specific chemical reactions …

カッピングの精度を向上させるためにできること

質の高いカッピングのために考えるべき6つのこと

はじめに カッピングは何故重要なのでしょうか? そもそもカッピングは必要でしょうか? 普段淹れているドリップコーヒーとは全然違うし、それでもやる意味はあるのでしょうか? 意味あります。 もちろん、「コーヒーは普段お家で嗜む程度です」、という方には「必要」とまでは言えないかもしれません。 それでもやってみることをオススメします。 何回かやってみるときっといろいろな発見があるはずです。 自分にとって「良い」あるいは「美味しい」コーヒーとは何か。 そして味覚が鋭敏になるからなのか、自分の食べ物の「好み」がはっきり分かるようになり、美味しい食べ物に出会う機会が増えると思います。 一方で、コーヒーを売るような立場の方やご自身で焙煎などをされる方などにはきっぱりと「カッピングは必要」と言っておきましょう。 正式なカッピングはいわゆる「浅煎り」で行われることが多いですが、焙煎度の問題ではありません。 評価方法が標準化されていないという問題はありますが、深煎りのコーヒー豆でカッピングをしてはいけないという決まりはありません。 カッピングには大きく分けると2つの役割があります。 1つは生豆の買い付け時やCOEなどの品評会で行う「評価」と日々の業務で行う「品質管理」です。 前者の「評価」では焙煎度、挽き具合、湯温、抽出時間など豆以外は原則同条件下で行われます。 「品質管理」では自分が焙煎したコーヒーが商品として適当かを判断したり、最適な焙煎度を選定したり、焙煎環境の変化に対応したりするために行われます。 後者では「カッピング」でなくてもいいような気もしますが、カッピングのように簡便に同条件下で一度に複数のコーヒーを評価する方法はなかなか他に見当たりません。 特にコーヒーで商売している人間にとっては「均質さ」というのはとても重要です。 同じ銘柄であれば、いつも変わらないものを提供する、ということです。 これはお店の売りが浅煎りであれ、深煎りであれ同じことです。 この時、いつも同条件で何種類も同時に品質を評価する方法としてカッピングはとても適していると言えます。 今回ご紹介する記事は、またまたまた出ましたThe Perfect Daily GrindのHow to Ensure Consistency When Cupping Coffeeという記事です。 カッピングを適正に行う際に気をつけるべき6つの項目を挙げています。 それでは、早速読んでいきたいと思います。 本編 What good are your cupping notes if the coffees on the table haven’t been extracted to the same degree? 同じように抽出されていないコーヒーがテーブルに並んでいてもカッピングに対して良いことは何もない。 Cupping is an indispensable tool for anyone wanting to buy, sell, or roast coffee. It’s used to compare lots, identify profiles, spot green and roast defects, make purchasing decisions, and determine farming and roasting methods.  カッピングはコーヒーを買いたい人や売りたい人、焙煎したい人の誰にとっても不可欠なツールだ。ロットを比較し、プロファイルを同定し、生豆と焙煎の欠点を浮かび上がらせ、購入の決断に寄与し、栽培と焙煎の方法に影響を与える。 This makes accuracy and consistency in cupping sessions crucial. …

コーヒーの精製方法について、ナチュラルとパルプトナチュラル、ハニー

コーヒーの精製方法について、ナチュラルとパルプトナチュラルとハニーと

はじめに 今回ご紹介する記事は、The Perfect Daily Grindより、Coffee Processing: Exploring Naturals, Pulped Naturals, & Honeysです。 またまた「発酵プロセス」についての記事です。 今回はナチュラルやハニーといった、豆に果肉を残して乾燥工程に入る精製方法を少しカジュアルに解説した記事です。 それでは早速読んでみましょう。 本編 What unites naturals, pulped naturals, and honeys? They dry with all or some of the cherry attached. But what separates them? Quite a lot. ナチュラルとパルプトナチュラル、ハニーをつなぐものとは何だろうか。これらはチェリーが全部、あるいは部分的に残った状態で乾燥する。でも何がそれらを分けるのだろうか。実はかなり違う。 Broadly speaking, coffees that dry with the cherry attached will be fruitier, sweeter, and heavier-bodied. But there’s a big difference between a black honey, a white honey, and a natural. 大雑把にいうと、チェリーが付いた状態で乾燥するとフルーティに、甘く、ボディが重くなる。しかし、ブラックハニーとホワイトハニー、ナチュラルには大きな違いがある。 To find out more, I spoke to the team at Ipanema Coffees, a Brazilian farming group that works with a variety of coffee processing methods. さらに詳しく調べるために、ブラジルで様々な精製方法でコーヒーを生産するブラジルの農園、Ipanema Coffeesのチームと話した。 Fermentation & …

Common Mistakes That Roasters Make & How to Avoid Them

ありがちな焙煎の失敗とその回避方法について

はじめに みなさん、こんにちは。 早速ですが、今回ご紹介するのは、お馴染みとなりましたPerfect Daily Grindより、”Common Mistakes That Roasters Make & How to Avoid Them“という記事です。 最近、発表された記事ですが、タイトルが気になりすぎて、溜まっているキューを無視して先に読んじゃおうと思います。 因みに、「焙煎の失敗」って聞いてどんなことを思い浮かべますでしょうか? 日頃の悩みをパッと思い浮かべると「水抜きが不十分で青臭さが残る」、「時間のかけ過ぎで風味が抜ける」、「うっかりして焙煎が進行しすぎる」、「なんかわからないけど前回と違う」、「そもそも成功かどうか判断がつかない」などなど。 さて、こんな悩める焙煎野郎を救ってくれるような内容なのでしょうか。 では内容を見ていこうと思います。 本編 Mistakes happen in the roastery. Whether they’re caused by humans or are equipment-related, they happen. The good news is that there are ways to limit, mitigate, and sometimes completely avoid these issues altogether.  焙煎にミスはつきものだ。人為的なものだろうと機器によるものだろうと起こるものは起こる。ただし、これらの問題は全て限定したり、軽減したり、時には完全に避けることもできる。 Understanding the errors that are made during roasting and guarding against them is a large part of helping your green coffee beans reach their full potential. 焙煎中に起こりうるエラーを理解することとそれらに備えることは生豆のポテンシャルを最大限引き出すことに非常に重要である。 Read on to learn more about common mistakes roasters make and how to avoid them. ロースターが起こしがちなミスやその回避方法について見ていこう。 Mistake #1: Starting …

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